桜美林大学日本語学習プログラム

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科目一覧

科目名をクリックすると、授業の内容が見られます。

基礎教育科目(学群生)

【春・秋】日本語専門基礎AI・AII[4単位]学群生
非日本語母語の学生として他の学生とともに講義やゼミに参加し、勉学を進め、交友を深めるために必要な知識と技能の基礎の習得を目指す。必要な語彙、表現、文法などを専門、社会、生活等に関わる言語素材を通して学びつつ、講義の聞き取り、ノートのとり方、専門書の読解、レポートの作成、発表など、専門の学習に必要な技能を学ぶ。また、周囲と円滑にコミュニケーションをはかるための日本語力を養う。得た知識を各学生が個別の目標に添った実践で運用することができるよう、担当教師が十分な学習支援とアドバイスを行う。
【春・秋】日本語専門基礎B[1単位]学群生
非日本語母語の学生として他の学生とともに講義やゼミに参加し、勉学を進め、交友を深めるために必要な知識と技能の基礎の習得を目指す。特に、学生個人によって異なる日本語の弱点やさらに伸ばしたい点などを明確にして、教員の支援、アドバイスを受けながら、個別の学習目標と学習計画に従って主体的に学習を進める。活動は主にクラスでの演習を中心とし、活動を通して自己の学習スタイルに気づき今後の学習に役立つ自律的な学習姿勢を養うことも、成果として期待されている。

コア科目(RJ/考察日本生)

【春・秋】日本語I[6単位]レベル1
This course is an introduction to modern colloquial Japanese through aural-oral drills and exercises using basic grammatical structures. By the end of the course, students are expected to be able to handle basic Japanese conversation used in greetings, self-introductions, shopping, etc. Students will also acquire basic reading and writing skills through mastery of hiragana, katakana, and very basic kanji so that they can write short sentences.
【春・秋】日本語II[6単位]レベル2
This course, which is equivalent to high-elementary Japanese, is designed for those who have already completed approximately 150 hours of classroom instruction. Students will first review low-elementary Japanese and then go on to study high-elementary grammatical items through aural-oral drills and exercises. Students are expected to be able to handle daily conversation and write short essays with approximately 300 kanji and 1,500 basic words by the end of the course.
【春・秋】日本語III[4単位]レベル3
This course, which is equivalent to low-intermediate Japanese, is designed for those who have already completed elementary Japanese (approximately 300 classroom hours). It aims at the further development of the four basic language skills. The strongest emphasis will be placed on speaking properly in specific given situations. Students will practice different levels of speech (i.e., formal and informal styles) and learn how to give a short speech or report, take part in or preside over discussions, etc. Students will also practice reading materials with basic kanji and writing short essays on specific topics.
【春・秋】日本語IV[4単位]レベル4
短期留学生の中級後半レベルの学生を対象とする。日本語による講義や討論に参加し、勉学を進め、(日本人学生その他、周囲の日本語話者と)交友を深めるための知識と技能の基礎を習得することが目標である。知識の面では、日常生活や勉学における中核的な語彙・表現や文法事項を、新聞記事・ニュースなどの身近な言語素材を通じて学ぶ。技能の面では、各種の課題を通し、短い文章を速く正確に読むこと、テレビ番組や短い会話の聞き取り、電話や短い発表などの口頭表現、手紙や意見文などの文章表現の能力を習得することを目指す。
【春・秋】日本語V[2単位]レベル5
(日本人学生その他、周囲の日本語話者と)交友を深める力をつけるため、知識と技能の向上を目指すと同時に、担当教員やクラスメートとの相談や討論を通して学習を自己管理する能力の向上を目指す。知識の面では、専門分野の入門書や新聞などの語彙・表現・文法を学ぶ。技能の面では、速く多くの日本語を処理し、自らのことばで他者に向けて語ることなどを習得することを目指す。教室内外での学びを総合的に振り返り、自分自身で学習を進めていく力をつけることを目指す。
【春・秋】日本語VI[1単位]レベル6
上級または超上級レベルの学生を対象とする。担当教員やクラスメートとの相談や討論を通して学習を自己管理する能力の向上を目指す。「所属する社会集団」「日本語」「自己」の三者の関係をよく考えて、日本語学習の目標と計画を設定する。その上で、各科目の学習や日常生活での学びを総合的に振り返り、留学の成果としてまとめ、自分にとって必要な日本語の獲得を目指す。その過程では、速く多くの日本語を処理し、自らのことばで他者に向けて語ること、文章表現と口頭表現の違いの学習、社会・文化に関する疑問の解決、などが求められる。

選択科目

【春・秋】日本語演習(チュートリアル)[1単位]レベル1〜6
個別に設定した学習目標と学習計画に従って、教員の支援、アドバイスを受けながら学習を進める。内容は、弱点強化や特に興味のある日本語の学習分野など、個人によって異なる。学習は基本的に個別の進度で行なうが、希望によってはグループ単位での活動もありうる。この授業では各自が、自分にとってどんな日本語が必要か、それを獲得するにはどうしたらいいのかを考え、実際に自分の計画に従って学習を進め、成果を評価する。この活動を通して、自己の学習スタイルに気づき、今後の学習に役立つ自律的な学習姿勢を養うことも目的である。
【春・秋】日本語演習(漢字I, II)[1単位]レベル1〜4
非漢字圏の学生を対象として、レベル1~2またはレベル3~4の学生を対象とするクラスに分かれている。暗記を目的とするのではなく、漢字の分解やグループ分けをしたり、漢字の構成要素について学んだりしながら、漢字に対するアプローチを広げる。
【春・秋】日本語演習(口頭表現I, II, III)[1単位]レベル3〜6
非日本語母語のレベル3~6相当の学生を主な対象とし、レベル別のクラスを設定する。具体的な場面やテーマを通して、日常生活や大学での学習に必要な基本的な表現と語句・文法などの知識、聞き返し・確認・表情・身振り等を含めた効果的なコミュニケーションスキル、状況や相手に応じた表現、高度な交渉、社会的な話題や感情の表現、文化の違いに根ざした表現などの、レベルに応じた口頭表現の技術を学び、能力の向上を目指す。日本語話者の学生にボランティアとしてクラスに参加してもらうこともある。
【春・秋】日本語演習(文章表現I, II, III)[1単位]レベル3〜6
非日本語母語のレベル3~6相当の学生を対象とし、レベル別のクラスを設定する。メモやEメールなどを書くこと、適切な表現と文法を使って自分の意見を書くことから、日本語母語の学生とともに講義やゼミに参加して、発表、レポートなども日本人学生と一緒に進めることができるようになることまでを目標として、論理的な文章の表現に関する知識と技術を学ぶ。
【春・秋】日本語演習(読解I, II, III)[1単位]レベル4〜6
非日本語母語のレベル4~6相当の学生を主な対象とし、レベル別のクラスを設定する。早くたくさんの書き言葉を読む力をつけるため、レベルに応じて必要な知識と技能を扱う。社会・文化などに関わるさまざまな素材を取り上げ、読む力を向上させることを目指す。4~5レベルでは特に速読と多読、6レベルではより深く内容を掘り下げて読むことを目標とする。
次の学期以降もさらに上のレベルで学習を続ける学生には、特に履修することを勧める。
【春・秋】日本語演習(初級・体験活動)[1単位]レベル1〜2
This course is designed for beginning students at levels 1 to 2 or the equivalent in the core Japanese program who wish to obtain the linguistic knowledge and skills necessary for daily life. The aim of this course is to learn important basic phrases and expressions for handling common situations at train stations, restaurants, post offices, during home stays, while shopping, when asking for help, etc. Students will practice these expressions in the classroom as well as in the actual situations outside the classroom. The course is intended not only to teach language skills but also to encourage students to think about cultural differences through Japanese-language conversation.
【春・秋】日本語演習(中級・初中級文法)[1単位]レベル3〜4
非日本語母語のレベル3~4相当の学生を対象とする。日本語の基本的構造に深く関わる文法項目(受身、使役、助詞、時間の表現、指示詞、敬語など)については、初級で一通り学ぶが、このクラスでは、それらの項目をさまざまな場面で適切に使えること、また他の言い方との使い分けを身につけることを目的とする。日常場面でのコミュニケーションだけでなく、書きことばの中での使用も見ていく。語彙を増強しながら、文法理解と使用の練習を通して、先々高い運用力を養うために必要な日本語の文法を習得する方法を学ぶことを目指す。
【春・秋】日本語演習(中級・体験活動)[1単位]レベル3〜4
非日本語母語のレベル3~4相当の学生を対象とする。教室外活動を中心にした科目である。多様な表現に触れること、現実の社会や文化に触れること、(日本で日本語で行動する際の)自信をつけること、教室外での学習方法を考えること等を目標とする。学生の希望を聞いた上で教員が活動をアレンジする。これまでは、買い物、料理、お祭りなどの伝統文化体験、電話での待ち合わせの約束、家庭訪問などを実施した。通常、教室や自宅で準備をし、次の回に活動を行なう。教科書はないが、交通費や入館料などの実費は自己負担である。
【春・秋】日本語演習(中級・現代大衆文化)[1単位]レベル3〜4
非日本語母語のレベル3~4相当の学生を対象とする。J-popなどの音楽、映画、ドラマ、アニメ、ファッションなどの若者文化を通じて現代の日本をめぐるさまざまな大衆文化を理解する。また、こうした大衆文化を通じて日本語教科書では学ぶことの難しい最新の語句や表現を学び、日本の現代大衆文化への理解と興味を深めることを目指す。授業では等身大の日本人クラスゲストもリソースとして活用し、一緒に話し合ったり、お互いがリソースとなって情報を交換したりしながら、インターアクションの中で生の大衆文化を考えるようにする。
【春・秋】日本語演習(上級・体験活動)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。教室外活動を中心にした科目である。多様な表現に触れること、現実の社会や文化に触れること、(日本で日本語で行動する際の)自信をつけること、教室外での学習方法を考えること等を目標とする。学生の希望を聞いた上で教員が活動をアレンジする。これまでは、裁判の傍聴、旅行代理店での情報集め、お祭りなどの伝統文化体験、電話での待ち合わせの約束、家庭訪問等を実施した。通常、教室や自宅で準備をして、次の回に活動を行なう。教科書はないが、交通費や入館料などの実費は自己負担である。
【春・秋】日本語演習(上級・上級文法)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。中級を終え、通常のコミュニケーションに不自由はないが、より高いレベルの表現に必要な文法力をつけたい学生のための科目である。具体的には、一般の辞典では調べにくい複合的な文末表現・接続表現・副詞や、複雑な修飾関係を含む複文的構造などである。文法を知識として覚えるだけでなく、会話や文章を通じて、仮説を立てて質問を考え、参考書や周囲の人の助けを借りながら文法を習得する方法を学ぶことを目指す。
【春・秋】日本語演習(上級・職業コミュニケーション)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。オフィスにおけるビジネスの日本語、アルバイトでの日本語など、職業生活における日本語について、よりよいコミュニケーションのための知識と技術を学ぶことを目指す。具体的には電話・面談・文書などでの連絡・報告・相談・プレゼンテーション・接客(飲食店だけではなく、販売業全般における客の対応のことです)・交渉などが主な内容となる。さまざまな職場でのトラブルや不満、あるいは成功の事例を通じ、特に異文化の接触する職場における習慣や人間関係とコミュニケーションのあり方を考えることも大切な目標である。
【春】日本語演習(上級・聴解とノートの取り方)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。各種教材や実際の講義・テレビ番組・会話などを聞きとり、後で内容を再現できるよう、ノートやメモのとり方の練習をする。定型的な短いものから始め、少しずつ複雑で長いものに移行していく。ニュース解説や講義などの論説的内容から若者のおしゃべりまで各種のスタイルに慣れ、その構造・語句も学ぶ。細部の正確な聴解と、すばやく必要な内容を理解する聴解の、どちらも行う。また、聞いた内容の口頭での要約、話し合いや作文などを通じて、総合的な日本語力を高めていく。
【春】日本語演習(上級・地理と歴史の用語)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。日本の小中学校で学ぶ地理、歴史で扱う用語・表現を、さまざまな課題を通じて学ぶ。大学での日本語による講義および新聞・ニュースの理解や、日常のコミュニケーションのために必要な用語とその背景を理解し、意味内容に習熟することを目指す。
【秋】日本語演習(上級・ニュースと新聞)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。新聞やニュースの内容の理解とディスカッションを通じて現代の日本をめぐるさまざまな状況を理解する。また、報道表現の構成・定型表現や語句を習得する。同じテーマのニュースと新聞記事を併用することにより、テーマヘの理解を深め、語句に習熟する。
【春・秋】日本語演習(上級・現代大衆文化)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。J-popなどの音楽、映画、ドラマ、アニメ、スポーツ、ファッションなどの若者文化を通じて現代の日本をめぐるさまざまな大衆文化を理解する。また、こうした大衆文化を通じて他の日本語の教室では学ぶことの難しい最新の日本語の語句や表現を学び、日本の現代大衆文化への理解を深めることを目指す。
【秋】日本語演習(上級・文芸と表現)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。作品の鑑賞を通じて、文学的な語句・表現に触れ、文学的な表現への興味を高めることが目標である。具体的には、日本の昔話、有名な近現代の小説、短編推理小説、日本の国語教科書で扱われる現代詩・短歌や古典、現代のJ-popの歌詞などの中からいくつかを選んで取り上げる。学生の希望によっては、文芸創作にも取り組み、作品集を制作する。
【春】日本語演習(上級・対照表現演習・日中)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。日本語母語の学生も、一定レベルの中国語読解力があれば履修できる。中国語の論説、文学、ビジネス文書(レター・会社紹介等)、技術・医薬の文書(仕様書・マニュアル)等をとりあげ、日本語に訳す。文構造や語句に習熟した上で、より自然な表現にする。その過程では両言語の文法、語彙、文化の相違など、多様な側面が問題となる。履修者は翻訳課題に取り組み、授業で発表して全員で検討する。必要に応じて担当教員が解説を行なうが、毎回の課題に取り組んで参加することが必須である。
【秋】日本語演習(上級・対照表現演習・日朝/日韓)[1単位]レベル5〜6
非日本語母語のレベル5~6相当の学生を対象とする。日本語母語の学生も、一定レベルのコリア語(朝鮮語/韓国語)運用力があれば履修できる。コリア語・日本語の論説、文学、ビジネス文書、技術に関する文書等をとりあげ、翻訳する。文構造や語句に習熟した上でより自然な表現にする。その過程では両言語の文法、語彙、文化の相違など、多様な側面が問題となる。履修者が翻訳課題に取り組み、授業で発表して全員で検討する。必要に応じて担当教員が解説を行うが、毎回の課題に取り組んで参加することが必須である。